日本プラダー・ウィリー症候群協会 Prader-Willi Syndrome Association Japan (PWSA Japan)

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医師からのメッセージ

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12.かきむしりで悩む人に

 かきむしり( skin picking )は自傷行為とみられていますが、はじめは虫刺されや傷のカサブタのかゆみが強いためひっかいて、それがまた傷になり、治りかけにまたかゆくなって気になってしまい、だんだん深みにはまっていき、癖となって、自傷行為にまでなってしまうようです。痛みは感じにくくても、かゆみには強く感じて耐え難いようです。 かきむしりを注意されるとよけい気になりますし、叱られたりするとかえってこだわってしまい、自傷行為も進むようです。かきむしりがあっても死ぬことはないとおおらかに構えて、薬をぬるだけにしていったほうが減っていくようです。また、どうしてもやめられない場合は、ほかにストレスの原因があるかもしれないので、調べてみたほうがいいかもしれません。

(文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています)

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