日本プラダー・ウィリー症候群協会 Prader-Willi Syndrome Association Japan (PWSA Japan)

本人・家族・関連専門職をはじめとするさまざまな支援者とともに、生活の質の向上、社会参加の推進、情報収集・発信、国際的交流・支援などに取り組みます。

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医師からのメッセージ

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17.薬が使われる時の一般的な注意

 PWSの人は、麻酔以外の薬も効きすぎることがあります。風邪薬などで眠くなる薬が入っていると深く眠り込んでしまうことはよくあるようです。夜尿症の薬で昼ごろまで目がさめず、医師が不安になった例もあります。そのような場合、薬をかえたほうがいいでしょうが、どうしても必要な薬ならば、様子をみながら量を加減していきます。副作用として食欲亢進がおこる薬も要注意です。PWSの影響でなくても薬の効き方には個人差があります。誰でも、薬をつかうときは体質に合うかどうか試しながら進めていきますが、つかってみないと副作用はわからないことも多いので、もし状態が変だ、いつもと違うと思われたときは、すぐに処方した医師に連絡してください。複数の薬をつかう場合、相互の関係から副作用がでることがあります。処方を受けるときは、ほかでもらっている薬があれば、必ず伝えてください。また、服薬を急に止めると危険な薬もありますので、医師の判断なくやめることはしないでください。

(文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています)

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