本人・家族・関連専門職をはじめとするさまざまな支援者とともに、生活の質の向上、社会参加の推進、情報収集・発信、国際的交流・支援などに取り組みます。
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ホーム > PWSについて > 医師からのメッセージ > パニックになったとき 医師からのメッセージ 23.パニックになったとき PWSの人は、ほかの人の心を読むのが苦手です。筋を通して話すことは得意な人も多いのですが、現実の把握が苦手なため、相手には通じなかったりします。それに、感情を表現するのはとても苦手です。 PWSの人たちはプライドが高いので、弱みを見せません。つらいときも笑って我慢しています。楽しんでいるのだろうと思っていると、突発的な行動にびっくりすることもあるでしょう。彼らの思いは顔から判断することはできません。 気持が言えない、率直に出せないことから、友だちになりたいと思ってもうまく表現できないと、だんだん不満がたまってきてパニックをおこしたり、思いがけない行動に走ることがあります。そういう行動はいけないと頭ではわかっていますが、「わかっちゃいるけど、どうにもならない」状態なのです。 彼らに私たちのことを理解しなさいというのは酷ですから、私たちのほうから心を寄せていく必要があります。言葉で言われるより文字や絵を見たほうが理解しやすい人には、わかりやすく図解して話し合うと効果があがるでしょう。 (文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています) 医師からのメッセージ <-前 23/28 次-> |
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